2月16日、東成瀬小学校5年生が年中行事の「雪中田植え」を体験しました。友信さん、昔っこの会、地域おこし協力隊と多くの方々に協力いただきました。また、今年度は、湯沢市雄勝郡の“奨励員”による大人と子どものサポートDay事業があたっているため、湯沢市、羽後町、そして村の生涯学習奨励員の方々も一緒に参加しています。(スタッフとお客さん多いですね。。。)
初めに、佐々木友信さんより雪中田植えのお話。友信さんが二十数年間、行事に携わってきて、ここまで雪が無い状況で、雪中田植えをやるのは初めてだとのこと。
今年はうるう年のため、本来なら12束植えるところを、13束植えて占うんだそうです。
さて、雪中田植えとは何かについて、勉強した児童達は、次は外に出て体験します。 それぞれ衣装を身にまといました。似合ってますね。 雪上に作られた「見立て田」に稲藁や豆殻を束ねた苗を植え、今年の作柄を占います。
続いて、体育館の中に戻って、昔ながらの臼と杵を使って餅つき体験。今は機械で何でもできてしまうため、この餅つき体験は貴重ですね。 元気なかけ声と共に、餅をついていきます。 友信さん、御手洗さんから力強く、綺麗につく「お手本」を披露。 真似て挑戦してみます。杵ってけっこう重たいんですよね。次に、つきたての餅で、あわぼもち(粟穂餅)、めぁっこもち(繭っこ餅)、ホケキョ餅(稲穂餅)の3種類を作ります。 昔っこの会の皆さんの指導のもと、みんなで協力して縄に餅をつけていました。 みんなが作ったこの餅は、来年度の4年生が体験する「歯がため」で揚げ餅として使われます。学年ごとに体験している様々な年中行事はつながっているんですね。 さて、あんこやきなこがついたお餅が出来上がりましたので、試食しました。
こういった年中行事について、「残す」「守る」「伝える」そして「体験させる」ことが大切と友信さんは言いました。お家に帰ってから、親御さんにも今日の話をしてくださいね。
今回行った占いの結果が出るのが、約一週間後。そして、友信さんが小学校にお知らせするそうです。果たしてどんな結果が出るでしょうか!?
(おまけ)
雪中田植えの様子が、NHKニュース番組内にて、今回はお昼と夕方の2回も、放送されました!