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かるたキング&クイーンの誕生と「豆腐あぶり」

12月13日、東成瀬小学校4年生が年中行事「豆腐あぶり」を体験しました。PC139658また、恒例の「郷土かるた大会」もあわせて開催されました。PC139662 PC139669はじめに「郷土かるた大会」です。PC139677昭和57年に完成した村のカルタで行われ、今日で第38回目を迎えました。PC139675 PC139676 PC139689読み札の読み手は校長先生です。

始まる前から最初は「あ」からいくぞ!?という駆け引きがあったり。PC139683 PC139687 PC139693 PC139700 PC139708 PC139710札を取る際に元気な「ハイ!!!」というかけ声が響き渡っていました。PC139740予選を勝ち抜いたキングの部3名とクイーン部2名による決勝戦。PC139735 PC139739決勝戦は、白熱していましたよ!PC139741 PC139742 PC139750 PC139753 PC139774 PC139781 PC139782 PC139789 PC139798 PC139803今年度のキングは後藤奏翔さん、クイーンは髙橋向日葵さんに決まりました!IMG_8081

続いて、昔っこの会の谷藤広子さんによる「豆腐の病気」という昔語り。PC139822 PC139828 PC139831そして佐々木友信さんからは、「豆腐あぶり」のいわれについて教えていただきました。PC139837 PC139839 PC139843○12月8日は、医者に1年間の薬代を総決算する日であり「薬礼日」とされていたそう。昔、貧乏ながら常に医者にかからなければいけない人が、その日に「来年こそは医者にかからない」と心に決め、医者のすねに味噌をつける(恥をかかせる)という意味で豆腐を医者のすねにみたて、味噌を付けて焼いて食べたそうな。PC139858 PC139865 PC139868ちなみに、豆腐につけた味噌は、去年3年生の時に作った味噌です。PC139875PC139881「いただきます!」「カンパーイ!」「うまい!もっと食べたい!」と好評でした!PC139882 PC139886 PC139888 PC139919とても美味しかったのか、味噌をなめに集まる児童が現れました。

今年の4年生は元気いっぱいでした。

来年も病気にならずに、元気に過ごせるといいですね。

 

(おまけ1)

館長と友信さん、協力隊の御手洗さんによる火起こしの様子。PC139647

(おまけ2)

ABS「news every」内にて、活動の様子が紹介されましたよ!photo_20231213-080850_2 photo_20231213-080850_3 photo_20231213-080904

真実を見抜く目を持つこと

12月12日、年内最後の古文書教室の様子。PC129594今回は、さきがけの記者さんが取材に来ています。

古文書の解読をはじめる前に、受講生の皆さんで村の昔の地形図を囲み、ここはあの場所、ここにはあれがあった...等の情報共有。PC129554 PC129559PC129562 PC1295641人、また1人とまわりに集まり、話が広がります。PC129565PC129567話も盛り上がってきたところで、古文書教室を始めていきます。PC129571PC129572今回のお題PC129574PC129575PC129577 PC129578今年は県公文書館の連携展、大雨の被害等の状況が重なりまして、なかなか古文書教室が開講できず。。。ようやく。。。PC129586 PC129594 PC129598

教室の様子を見ていて、面白いな、興味深いなと思ったことがありまして、PC129605古文書をある程度読めるベテランの方々と、昔の地域の様子や状況に詳しい方々でお互いの持っている情報をつなげて、理解を深めていたのでした。PC129614

古文書を読める方々は、スラスラと解読している様子でしたが、出てくる単語、用語、地名等分からない部分があったり。

一方で、古文書はまだ勉強中で、自力で解読まではいかないけれども、昔の地域の単語、用語、地名等は把握できるといった方々。

両者が情報をあわせて、つなげることで生まれる解読もあるのだな。。。と。PC129612 PC129623最後に畑中先生より、「古文書を読むとは、事実を見て、真実を見抜く目を持つこと」とのお話がありました。PC129619お互いが理解を深め合っている古文書の解読作業。クリアケースにこれだけのものが保管されています。(まだお借りできていない古文書もありまして。。。)

来年以降も解読のできる方々を増やしながら、村の歴史を紐解いていきたいですね

大黒様に豆あげる!

12月8日、東成瀬小2年生が年中行事の「大黒様」を体験しました。

今年度の大黒様役です。PC089176 PC089178

PC089181 PC089184友信さんからの大黒様のお話を聞く前に、大黒様役は米俵の上に乗ってお話を聞きます。PC089187 PC089189 PC089191さて、それでは、友信さんより大黒様にまつわるお話。PC089192 PC089197 PC089200 PC089202なぜ豆をお供えする?

それは、手、足に「まめ」ができるほど働きなさいとの教えからPC089203 PC089205PC089206もう一つ、お供えものには、二股大根を。PC089208 PC089209なぜ二股大根をお供えするのかについてです。

大黒様は餅が好きで食べすぎてお腹を痛くしたんだそう。道中、娘さんが大根を洗っていて、消化に良いとされる大根を分けてほしいとお願いしたところ、その家の旦那様が大根が一本でもなくなれば叱られてしまうとのこと。ですが、二股大根を見つけ、二股になっている小さい方の一本を分けていただいたのでした。するとお腹の具合が良くなったんだとか、、、というお話からきているそうな。

PC089215枡に入った炒り豆をお盆で蓋をし3回、ザック、ザック、ザックとした後、「大黒様に豆あげる!」と大きな声で唱えました。PC089218 PC089223 PC089226 PC089230大黒様は俵の陰にいて、耳が聞こえにくいので大きな声で唱えます。PC089231 PC089233 PC089239 PC089242 PC089244 PC089249PC089253

最後に大黒様役も大黒様に向かって「大黒様に豆あげる!」

続いて、昔っこの会による昔語り「べこひきとやまんば」PC089256 PC089262 PC089264あっ!保育園のとき聞いたことある!との声もありました。PC089268 PC089269PC089282みんなでお祈りをしてから、大黒なますをいただきました。PC089291 PC089292 PC089293 PC089297

(おまけ)PC089275PC089277記念撮影