12月12日、年内最後の古文書教室の様子。今回は、さきがけの記者さんが取材に来ています。
古文書の解読をはじめる前に、受講生の皆さんで村の昔の地形図を囲み、ここはあの場所、ここにはあれがあった...等の情報共有。 1人、また1人とまわりに集まり、話が広がります。話も盛り上がってきたところで、古文書教室を始めていきます。今回のお題 今年は県公文書館の連携展、大雨の被害等の状況が重なりまして、なかなか古文書教室が開講できず。。。ようやく。。。
教室の様子を見ていて、面白いな、興味深いなと思ったことがありまして、古文書をある程度読めるベテランの方々と、昔の地域の様子や状況に詳しい方々でお互いの持っている情報をつなげて、理解を深めていたのでした。
古文書を読める方々は、スラスラと解読している様子でしたが、出てくる単語、用語、地名等分からない部分があったり。
一方で、古文書はまだ勉強中で、自力で解読まではいかないけれども、昔の地域の単語、用語、地名等は把握できるといった方々。
両者が情報をあわせて、つなげることで生まれる解読もあるのだな。。。と。 最後に畑中先生より、「古文書を読むとは、事実を見て、真実を見抜く目を持つこと」とのお話がありました。お互いが理解を深め合っている古文書の解読作業。クリアケースにこれだけのものが保管されています。(まだお借りできていない古文書もありまして。。。)
来年以降も解読のできる方々を増やしながら、村の歴史を紐解いていきたいですね